チームラボって知ってる?


チームラボとは、デジタルを駆使してインタラクティブにアートの世界に誘う作品を発表し、世界で多くの賞賛を得ている日本のデジタルアート集団。
詳しくは、公式ホームページより。
(ここでの画像は全てチームラボ公式ホームページより引用させいただいております。)

猪子寿之氏とは

いのこ としゆき氏。徳島県出身の40歳。
チームラボの代表。四国大学特任教授。
東京大学(工学部計数工学科)卒でありながら、かなり人間味がある若手クリエイター。
独特の切り口や言い回しで、真似のできないキャラクターで多くのマスコミにも取り上げられる。

猪子寿之の頭の中とは(その1)

Transcending Boundaries

身体的突入を意味する言葉で、
「境い目のない世界」=「気持ちいい‼︎」を作品のテーマにしている。

Universe of Water Particles,

3種類の異なる作品が空間でシームレス(境目なし)に重なり合いそれぞれが影響し合い共存する世界が素晴らしいと考えているため、作品は常に異なる。

また、作品には見ている人の動きに反応するセンサーが幾重にもついていて、作品の世界にいるかのような体験を味わうことができる。

HARMONY, Japan Pavilion, Expo Milano 2015

画像をクリックで動画が見られます。

これは、2015年ミラノ万博での日本パビリオンでの作品。
蓮のような白い丸いものが、スクリーンになっていてかき分けて進むことで水田の中を歩いているような錯覚になれる
映像作品。

チームラボは、
デジタルテクノロジーを駆使することで独自の世界観を表現するツールを得たと考えていい。

猪子寿之の頭の中とは(その2)

サイエンスは、「世界をより見えやすくした。」
アートは、「世界の見え方を変えた。」

と猪子氏は言う。


画像をクリックで動画が見られます。

つまり、アート的発想をサイエンスの技術で表現した事で、
チームラボの作品はアートの分野で注目を受けることになったのだろう。

猪子氏にとって「サイエンスは、ツールでしかない」のだろう。

猪子寿之の頭の中とは(その3)

「体験したものしか信じない。」


Shimmering River of ​Resonating Spheres​​

猪子氏が、大学に入学した頃は、バブル崩壊すぐの時代。
インターネットが普及し始めた頃、インターネットにポジティブな夢を社会は抱いていた時代だった。
世界に繋がることができ、かつヒッピームーブメントを感じるインターネットに夢中だったそうだ。

家にインターネットを繋いだ猪子氏は、
将来デジタルでやる!と決めたと語る。

また、「禁止事項」を沢山作ることで、
今のオリジナリティーに繋がったと言う。

「禁止事項」とは、チームのルール。
カルト化するまでこだわりを持つ環境を作ることで、
新しいモノを生みだすことができる状況が作れたそうだ。

感想

この話を聞いて、
「やりたい事」と「やりたくない事」は紙一重で
本当にやりたい事があるなら、やりたくない事をしないことでもある深い話だと感じた。

「やりたくない事」をやらないと人に嫌われるんじゃないか。
だとか、やらなければならないと思ってしまいがちの人、バランスを取ることに気を遣う人は、
この機会に見直してみる機会かもしれませんね!

ちなみに、チームラボ結成時は請負仕事がほとんどでそこではやりたくなこともちゃんとやっていたそうですよ。
※本当にやりたい自分の夢についてストイックになろうということです!←勘違い注意です

まとめ 猪子寿之の10年後の夢とは

そんな猪子氏の夢って気になりますよね?
10年後の夢について語っていただきました。

10年後の夢とは、
「広大なスケールの作品を作りたい!」


※画像は、あくまで筆者のイメージです

猪子氏の故郷、徳島は40%が限界集落でその一部をデジタルアートの街にしたいそうです。
インタラクティブアートのように、人が歩くところだけ街灯がついたり、
時間になれば、街全体が作品になったりアートと生活の融合を目標にされているとの事でした。

境界をなくすことを常に模索している猪子氏は、
美術館の概念も、日常生活の概念も全てシームレスにしたい気持ちを感じることが出来ました。

最後に(感想)
猪子氏の言葉を借りて、未来の子供達に伝えるとしたら・・・
「中二病をこじらしたのが青春で、いつまでも青春でいたいと思える青春を過ごせ!」

今回母校の武蔵野美術大学で2017.7.3に開かれた「instigator」より体験レポートでした。

TAKUMA