「ティンカリング」とは

1300年代、家財道具を修理してまわった流しの修理屋(ティンカー)を語源に持つ言葉で、
現代では、
「自分の好きなことを、型にはまらず色々試行錯誤し、自分の作品に仕上げて行くこと」
と訳され、教育現場でも注目されています。

ポイントは、
「頭を使って考えるのではなく、手を動かして(いじくりまわして)考えること!」

ティンカリングの理念

“科学+アート+技術”


科学、アート、技術それぞれ単独でも十分面白い勉強ですが、
これらを融合させると新しい価値観を生み出すことができます。

閃いたら、すぐスケッチ


アイデアは、浮かんではすぐに消えてしまいます。
アイデアが浮かんだらすぐにメモをとりましょう。
そのためにメモは、必ず持ち歩きましょう。

作ることでアイデアを表現しよう!


ものづくりは、頭で考えても上手くいかないことがほとんどです。
キレイに作らなくていいので、手を動かして試作をどんどん
生み出そう!

ユーモアを持とう!


アイデアが形になるまでは、多くの困難があるかもしれません。
凝り固まった時は、ユーモアを!
ふとした瞬間に天の声が聞こえるかもしれませんよ!

自主性と協力

2017-06-08
アニメのキャラクターを想像してみましょう。
みんな違った個性(技術)をもっていますね。
技術は自分で磨きながら、友達と協力してより素晴らしい
作品に作り上げて行く!切磋琢磨することも大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、様々な理念がある中で特に紹介したい内容を5つ紹介しました。

実際にいじくりまわしながら、作りたい作品に近づけていく「ティンカリング」の教育方法は指導者が、カリキュラムに意気込むのではなく、子供たちが「思いっきり実験できる空間」を作ることが大事になってきます。

なかなか直ぐに浸透する教育方法ではありませんが、とてもユニークな教育方法ですのでお子さんの教育に、少しづつ取り入れててみてはいかがでしょうか?